密を避けた初詣
毎年、初詣はあちこちの神社に行き、「昨年はお世話になりました、今年はさらに、何とぞ、どうぞ、よろしく」と神様にお願いをしていました。
しかし今年は初詣も自粛せよとのことなので、自宅兼アトリエから一番近い、徒歩で行ける神社のみ行ってきました。
ほとんど並ぶこともなく、落ち着いて参拝することができました。
他の神社にはしばらく神頼みに行けそうにもないので、ここでしっかりと1年間のお礼と新年の抱負をお伝えしてきました。
さてさて、お参りをすませたら気になるのがおみくじです。
良い結果が出れば浮かれ、悪い結果が出れば落ち込むのに、なぜ人はおみくじに惹かれるのでしょう…。(私だけ?)
「大丈夫!いい感じ!ガンバレ!」という一言が欲しいから、でしょうか…。(私だけ?)
ここの神社でおみくじを引くのは初めてなので、以前から気になっていた釣るタイプのおみくじを引くことにしました。
狙うは赤い鯉。
めでたいの鯛に見えるけど、鯉。
ここの神社は狛犬ならぬ、狛鯉がいるのです。
そのために、鯉。
目が合った鯉を狙って、手を消毒スプレーでシュッシュして釣竿を握り、後ろで順番待ちをしている女の子を長らく待たせながらも、お目当の鯉を釣り上げました。
釣れただけで、なんという達成感。
意外と紐に釣り針(?)を引っ掛けるのが難しかった。
釣り人はこの達成感がやみつきになり、川や池や海に行くのでしょうか。
釣竿を返して、またシュッシュ。
結果は、目が合っただけあって大吉でした。
もうこれは、今年一年なんでもできる気がするし、やるしかない!
今年はこのおみくじだけで行きていける…!
と、言いつつ、少しずつ自粛が緩和されてあちこちにお参りに行けるようになったら、欲が出てまたおみくじを引きたくなってしまいそうです。
我慢、我慢。

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